Azure上でのリソースグループと仮想ネットワークの作成方法を解説

この記事では、仮想マシンを作成する前段階として、リソースグループの作成方法と、仮想ネットワークの作成方法について解説しています。

また、そもそもリソースグループとは何かとも解説しているので参考にして下さい。

事前に下記URLからAzureにアクセスしてください。「ポータルに移動」をクリックするとログイン認証画面に飛びます。

https://azure.microsoft.com/ja-jp/account/

リソースグループとは

リソースグループとは何かですが、リソースグループはその名の通りリソースをまとめたものとなります。

これによりグループ単位で権限管理を行うことが出来たり、使用しなくなった仮想マシンなどをリソースグループ単位で削除することが出来るのです。

その他にも様々な用途にリソースグループは使用できます。簡単に言ったら箱を作るという感じです。

リソースグループの作成方法

ホーム画面、右上の赤枠をクリックします。

プルダウンが表示されるので、赤枠の「リソースグループ」をクリックします。

赤枠の「作成」をクリックします。

「サブスクリプション」箇所は自身が使用したいものを入れます。今回、私は「無料試用版」を使用するのでそのままです。

「リソースグループ」箇所では、リソースグループの名前を入力します。今回は「test001」と名前を付けました。

「リージョン」に関してもお好きなところを指定すれば良いですが、日本で使用するなら『東日本』か『西日本』を選択しておきましょう。海外だと速度が遅くなる可能性があるためです。ここでは『西日本』を選択します。

全て入力したら赤枠の「確認および作成」をクリックします。

タグを使用したい場合は、「次 : タグ」をクリックして、タグを入力します。

確認の画面で特に問題なければ、「作成」をクリックします。下記画像では見切れていますが、下の方にあります。

作成されていることが確認できました。

仮想ネットワーク作成方法

ホーム画面、右上の赤枠をクリックします。

プルダウンが表示されるので、赤枠の「仮想ネットワーク」をクリックします。

赤枠の「作成」をクリックします。

「サブスクリプション」箇所は自身が使用したいものを入れます。今回、私は「無料試用版」を使用するのでそのままです。

「リソースグループ」箇所では、先ほど作成した「test001」を使用します。

「名前」はここでは「test001-network」とします。お好きな名前を付けて下さい。

「地域」は『西日本』とします。

全て入力し終えたら、「次 : IPアドレス>」をクリックします。

「IPv4 アドレス空間」は、ここでは「192.168.10.0/24」を入力します。デフォルトの「10.0.0.0/16」でも問題ございません。

赤枠の「サブネットの追加」をクリックします。

「サブネット名」 : test-sab

「サブネットアドレス範囲」 : 192.168.10.0/24(上記のものと同様)

「NATゲートウェイ」 : なし

上記をそれぞれ入力し、赤枠の「追加」をクリックします。

先ほど追加したサブネットが表示されるので、それをクリックして、赤枠の「次: セキュリティ>」をクリックします。

ここは特に設定をいじりたい人以外はデフォルトで問題ないので、赤枠の「次: タグ>」をクリックします。

こちらもタグを作成したい方はタグを作成してください。ここではタグは作成しません。「次: 確認および作成>」をクリックします。

問題がなければ「作成」をクリックします。

「仮想ネットワーク」の箇所を見ると、作成されていることが確認できます。これで仮想ネットワークは作成完了です。