今回はCentOS 7.9のisoイメージのダウンロード方法を記載していきます。
CentOS8のサポートは2021年12月31日で終了してしまうという話を聞いた方も多いかと思います。
ただITに興味がある人や、インフラエンジニアがLinuxで検証するのにはCentOSで十分です。
そのため、ここではCentOSのインストール方法を記載していきます。
CentOSのサポートが終了して辛いのは、企業などでCentOSを使われていた方々です。
企業的には、今までRHELのクローンとして無償で利用できるCentOSが重宝されていましたが、サポートが終了してしまうので有償版にアップグレードするか、他のLinuxサービスに移行しなければならなくなりました。
ただ検証で使用する分にはCentOSで十分なのです。簡単に手軽にLinuxを触ることができるので、実際にやってみましょう。
CentOSのインストール方法
今回はCentOS 7.9をダウンロードします。
下記の公式サイトにアクセスしてください。
https://www.centos.org/download/
下記赤枠をクリックします。
下記の一覧が表示されるので、赤枠をクリックします。
赤枠以外のどこからダウンロードしても基本的には問題ないのですが、私は赤枠のところでダウンロードしております。
自宅から近いところで問題ないです。mirrorと書かれているのは基本的に遅いので選ばない方が無難でしょう。
赤枠のisoイメージをクリックします。
基本的にはDVD isoを選択しましょう。違いとしては下記です。
ダウンロードが開始されますので、少々待ちます。
ダウンロードが完了し、「ダウンロード」フォルダにisoイメージがあることを確認します。
これでCentOS 7.9のisoイメージのダウンロードは完了です。
ここからOSの構築までは、次回の記事で紹介します。
一番ポピュラーなisoイメージ。OSのインストール際に使用したい機能を選ぶことで、適切なパッケージをインストールすることが可能となります。
全てのパッケージが含まれているisoイメージとなります。全て含まれているので、インターネットに繋がっていないローカル環境でもパッケージをインストールすることが出来ます。
ただし容量が一番重たいので注意が必要です。
上記のEverything isoとは対照的に、CentOSを構築する上で最小限のパッケージしか入っておりません。
そのためサイズが小さいのが特徴です。必要なパッケージはOSインストール後にyumコマンド等でインターネットからダウンロードする必要があります。
要件がちがちの案件だと、Minimal iso以外だと余計なパッケージも含まれているのでよろしくないと言われ、Minimal isoで構築するしかないケースもあります。
上記のMinimal isoと似ていますが、こちらはインストールの際、ネットワーク経由で必要なパッケージを取得します。こちらもサイズが小さいのが特徴です。